「外出控え、ぬれないように」=放射性物質、雨で地上に-専門家、屋内退避呼び掛け
気象庁発表によると、福島県内では15日昼すぎから16日にかけ、雨や雪が予想されている。放射性物質が雨水に付着して地上に達する可能性があるといい、専門家は付近住民に「外出を控え、雨にぬれないようにしてほしい」と呼び掛けている。
原子力資料情報室(東京都新宿区)によると、放射能漏れが起きた地域に雨が降った場合、大気中の放射性物質が雨水に付着し、遠くに飛散せずに地上に落下する。そのため、遠隔地に被害が及びにくくなる一方、付近の地域の放射能汚染度が強まる傾向にあるという。
避難などでやむを得ず外出する際は、傘やレインコート、マスクなどで身を守り、屋内に戻ったらシャワーで体を洗い流すなどして、放射性物質の体内への吸収を避けることが重要という。同情報室は「雨にぬれたコートなどは玄関などの決められた場所に置き、不用意に屋内に持ち込まないことも大切だ」としている。
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原発爆発で迷惑メール=「惑わされないで」と呼び掛け―茨城
茨城県は14日、東京電力福島第1原発で爆発が相次いだことに絡み、県内で「化学物質が大量に含まれる雨が降る」などといった内容のメールが不特定多数の人に送信されていたことを明らかにした。県は「誤った情報に惑わされないように」と注意を呼び掛けている。
メールは「原発で働いている人からの情報です」として、「化学物質が大量に含まれると予想されるため、皮膚に接触すると大変危険です。被爆者になります」などと記載。メールを読んだ人から県職員に問い合わせがあったという。
県は福島県との県境に近い北茨城市などに設置した放射線監視装置に異常な数値は出ていないと説明している。 茨城県は14日、東京電力福島第1原発で爆発が相次いだことに絡み、県内で「化学物質が大量に含まれる雨が降る」などといった内容のメールが不特定多数の人に送信されていたことを明らかにした。県は「誤った情報に惑わされないように」と注意を呼び掛けている。
メールは「原発で働いている人からの情報です」として、「化学物質が大量に含まれると予想されるため、皮膚に接触すると大変危険です。被爆者になります」などと記載。メールを読んだ人から県職員に問い合わせがあったという。
県は福島県との県境に近い北茨城市などに設置した放射線監視装置に異常な数値は出ていないと説明している。
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