>彼は正気ではないというのが結論
>妄想の世界で生きており思想も行動もこの妄想によって支配されている
そんな理由で罪を逃れる可能性があるのか?
この理屈なら、戦争やテロ、クーデターなどの虐殺は、集団妄想で行われているとでも?
では正気とは一体何だというのか。
死刑や懲役などの議論は別として、非常に反社会的であり著しく集団生活を乱す者は、処分せざるを得ないだろう。
それが秩序ではないのか?
この男は心神喪失でもなければ病気でもない。
思想や信念が狂気的なのだ。
では、そんな相手を一体どう「治療」すると言うのか。
妄想からの解放、誤った思想の矯正という名の「洗脳」でも施す気か。
治療する気がないのなら独房にて隔離すべきである。
こんな理屈がまかり通るなら、この世界にはそも「戦争犯罪者」などと言う者は一人も居なくなる。
何故なら彼らは妄想に囚われ正気を失った病人であり、もしくは、犯行当時は心神喪失状態であったと言えるからだ。
正気を失った者は裁かれない。
こんな馬鹿なルールが世界に蔓延する限り、私の述べた屁理屈がいつか理屈に変わるかも知れない。
以下転載
責任能力を否定=精神鑑定、統合失調症と結論―容疑者、隔離治療へ・ノルウェーテロ
77人が犠牲になった7月のノルウェー連続テロを引き起こしたアンネシュ・ブレイビク容疑者(32)に対する精神鑑定の結果が29日、オスロの裁判所に提出され、同容疑者は「被害妄想を伴う統合失調症」で犯行時、責任能力はなかったと結論付けられた。今後下される裁判所の決定に従い、隔離され精神病院内で治療を受けることになりそうだ。
ノルウェー検察が同日、記者会見し「彼は正気ではないというのが結論だ」と鑑定内容を公表した。同容疑者については犯行時も現在も「妄想の世界で生きており、思想も行動もこの妄想によって支配されている」と説明した。
今後、司法や医学の専門家による委員会が鑑定結果を検証する。その上で裁判所が同容疑者に関する最終決定を下すが、通常は鑑定結果に従ったものになる。
検察もこの日「深刻な病状の患者の収監が認められる可能性は低い。医療施設行きが指示されるはずだ」と予想。同容疑者は残る生涯を精神医療施設で過ごす可能性があると述べた。
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