死刑制度のある国に生まれ育った私には到底理解出来ない欧州的な感覚。
即ち、
死刑制度廃止
何故?
どうして凶悪犯罪を犯した人間を死刑にしてはいけないの?
これは本当に、どれだけ考えても理解出来ない。
納得出来ないのではない。
単純に理解出来ないのだ。
死を以て贖えという感覚を拒絶する、その思考が。
「残酷かつ非人道的」な「死刑」を咎人に背負わせる事を躊躇う理由が。
冤罪の可能性云々って理由で反対ってなら解る。
だけど、紛う事なき罪でも死刑反対なんでしょ?
「残酷かつ非人道的」な方法で傷付けられた被害者の苦しみを「残酷かつ非人道的」な方法で犯罪者に贖って貰う事に何の文句があるというのか。
そういアジアや米国の死刑制度を批判する際によく言うのが、
「死刑制度があっても犯罪はなくならない」
という論理。
つまり死刑は犯罪抑止力にならないって事ね。
だけど、では、死刑制度を廃止したら凶悪犯罪って減ってるの?
あってもなくても一緒なら、死刑にしても良いじゃない。
だって、それだけの事をしたんだから。
私が欧州人なら、違う考えをしたのかな?
向こうの人は自分や自分の大切な人が酷い目にあって、加害者が死刑にならずに服役だけで済むと知って、ならば自分の手で・・・って人、いないのかな?
実際どうするかは別として、私だったら相手が死刑にならないなら、この手で殺してやるくらいは思うだろうし。
光市の母子殺害なんて、どうよ?
日本人は実際に行動に移さないだけで、多くの被害者家族は同じ怒りを抱えていると思うのだが。
不思議。
以下転載
<EU>日本の死刑執行に「深い遺憾の意」、廃止呼びかけへ
欧州連合(EU、加盟27カ国)は30日、日本で3人の死刑が28日に執行されたことに「深い遺憾の意」を表明する声明を発表し、衆院選後に発足する政権に執行停止と将来の死刑制度廃止を呼びかける考えを明らかにした。
声明は「残酷かつ非人道的」な死刑に犯罪抑止効果はないと指摘し、「総選挙後に発足する政権に対し、日本における死刑適用についてEUの見解を表明する」としている。EUの全加盟国は死刑を廃止しており、日米などに同調を呼びかけている。
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