我が学年が学年指導の先生達に講堂で長々と説教を喰らっていた事があった。
理由は忘れたな(^^;;)
しかしその時の事は大変よく覚えている。
反省の態度が欠けていた私は魂の半分を彷徨わせながら馬耳東風を体現していた。
天気は悪く、講堂の屋根を雨が激しく叩いている。
AA,UZEEEE!
濁った目を虚ろに彷徨わせながら鳴り響く雷と風の音に誘われて、ふと天井の明かり取りの窓を見ると。
右と左の天気が違っとるwww
なんでやねーんwwww
左の窓はゲヘナにでも堕ちたかと思うくらい暗く激しく嵐に見舞われているというのに、なんと右の窓は抜けるように鮮やかなスカイブルーの空に美しいピュアホワイトの雲が広がっているではないか。
しかも右の窓は全く濡れていない。
雨、降っとらん!
おおおおおおっ
あれだ、丁度この講堂の真上で、今まさに大自然の神秘が繰り広げられているワケだ。
私は晴れと雨の境界線上に存在している!
ムハー(゚∀゚)=3
一発で目が覚めて、先生の話なんて更に完全に耳を素通りする私。
出たい。
今すぐここから出て、この神秘を肉眼で確認、体感するのだ。
あ、そうだ。
気持ち悪くて吐きそうでぇす!なーんて言いながら、ウルトラ緊急脱出を試みてみようか。
と、思ったが。
当時の生徒指導部長の余りの形相の前に、神秘体験は敢え無くスルー。
((;゚Д゚)ガクガクブルブル
ってか我ながらあの形相の前でよく魂の半分を飛ばしていたものだ。
しかし今になって思えば何もヌっコロされるワケでもなし、やっぱり脱走すべきだったかなぁ、とか。
(^ω^;)フヒヒ!
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