>「津波は天罰」=石原都知事「我欲を洗い落とす必要」
耳を疑う発言である。
日本でこいつ一人だけが被災すればよかった。
本気でそう思う。
自分の身が安全だから、快適な場所でふんぞり返っていられるから、そんな無神経な発言が出来るのでは。
家族を全て喪って、独りぼっちになってしまったとテレビの前で泣き崩れる女性がいた。
土砂に埋まったバスの中に娘がいると必死に救助を求めるが、重機がないのでとても助けられないと言われる両親がいた。
あの人達が、一体どんな悪いことをして、こんな残酷な「天罰」を受けたというのか。
罰ならまず貴様が受けろと言いたい。
曲がりなりにも、この日本の首都東京の知事である。
日本国に対する政治的責任という観点に於いて、この人達よりもはるかに「天罰」の落ちどころに相応しいのではないか?
勿論、石原氏には今までの偉大な功績もあるが、それにしてもこのタイミングでこの発言は、為政者として許されるものではないだろう。
まさに、『減税という耳障りのいい言葉で釣られて国民が歓迎するという心情が、今の政治を曲げている』状況の二の舞を演じぬよう、賢明な東京都民がこの男を次期都知事に再選しない事を切に願う。
以下転載。
「津波は天罰」=石原都知事「我欲を洗い落とす必要」
石原慎太郎東京都知事は14日、東日本大震災に関連し、「津波をうまく利用して『我欲』を一回洗い落とす必要がある。やっぱり天罰だと思う」と発言した。都内で行われた蓮舫節電啓発担当相との会談の後、記者団に語った。被災者への配慮に欠けるとして、批判を受けそうだ。
知事は、所在不明高齢者が最近社会問題化したことなどを挙げ、「日本人のアイデンティティーは我欲になった。金銭欲、物欲、性欲」と指摘。「アメリカの国家的アイデンティティーは『自由』。フランスは『自由と博愛と平等』。日本は無い」と強調した。半面、「被災者の方々はかわいそうですよ」とも述べた。
知事は同日、都庁での記者会見で発言の真意を問われ、「例えば、減税という耳障りのいい言葉で釣られて国民が歓迎するという心情が、今の政治を曲げている。(今回の震災が)大きな反省の一つのよすがになるのではないか」などと説明し、撤回しなかった。
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