ポーの「葬儀」160年後に実現=ファンら数百人参列へ-米
推理小説の父と呼ばれる米作家エドガー・アラン・ポー(1809~49)の「葬儀」が11日、没後160年を経て、墓のあるメリーランド州ボルティモアで執り行われることになった。地元メディアが7日までに報じた。
遺族がポーの死を公表しなかったため、当時の葬儀にはわずか10人程度しか参列しなかったとされる。今回の葬儀は、国内外から数百人のファンや関係者が参列し盛大に営まれる見込みで、優れた作品を残しながらも不遇な晩年を過ごした作家に最大限の賛辞を贈る。
葬儀に合わせ、ポーのひつぎのレプリカを旧家前から墓地まで馬車で引く葬送も行われる。今年はポーの生誕200年にも当たることから、米国では各種記念行事が始まっている。
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